エイセットブログ「英語を続けるコツ」

八坂庚申堂

 京都東山、清水寺へとつづく道の途中、
八坂の塔の近くに境内がひときわ鮮やかな「くくり猿」で
彩られたお寺があります。

道教の庚申思想を日本で最初に始めたとされることお寺には、
たくさんのお猿さんが手足を縛られて吊るされています。
少し残酷な様に思いますが、欲に走るものを戒める意味があり、
欲をひとつ我慢すると願いが叶う、という事を表しています。

ユニークなお寺ですので、ぜひ訪れてみてください。

投稿者:エイセット

新元号の制定

 天皇陛下の退位が現実味を帯びてきました。
特例法が成立してこれから退位に向けて色々な動きが活発になってきます。
その中でも国民が興味があるのが、新しい元号の制定です。
天皇一代につき1つの元号を定めるようになったのは、明治以降。
もちろん退位による改元は初めての事になります。

少し歴史の話をします。
日本の元号が始まったのは645年の「大化」から。
日本史で習った大化の改新で有名ですね。
その「大化」から数えて現在の「平成」までなんと247つもの
元号が生まれては消えてきました。

この数年のうちに起こる天皇陛下の退位に伴い、新しく制定される元号は248
番目になります。
元号の中で一番長かったのはご存じの「昭和」。
64年間も続きました。
少し遡ると室町時代の「応永」という元号が35年間。
これだけ多くの元号のうち20年以上続いたのは、「平成」も含めて、
13しかありません。
ほとんどの元号は数年で改元されているようです。
ちなみに「明治」の元号は、複数の案の中から天皇がくじで決めたそうです。
今では考えられませんね。

さて話を戻して、新しい元号の制定ですが。
どの様に誰が元号を決めるか、という興味もありますが、
元号が変わると様々な影響が出てきます。

カレンダーやマイナンバー、銀行などの契約書には和暦が用いられており、
混乱が起きないかが心配されています。
ただ今回の場合、改元の数ヵ月前には新元号が発表される予定で、
そのための昭和天皇の死去から新元号の発表までが8時間だった前回の
改元時よりは、周知の時間が設けられそうです。

昭和生まれの人は3つの元号を生きる事になります。
なんとも激動の歴史の中を生きる感じがします。
次の元号がどんなものになるか分かりませんが、
親しみやすく、かっこいいものになって新たな歴史が
刻まれるといいですね。
 

投稿者:エイセット

京都から食文化を発信

 京の台所と呼ばれる400年以上の歴史を持つ、
錦市場から食文化を発信するプロジェクトが
動き出そうとしています。

錦市場商店街振興会組合と京都の料理人がタッグを組み、
市場で仕入れた食材を使って料理を提供する場所を、
2018年1月にオープンする予定です。

近年インバウンドや観光客の急増でその場で食べ物を
気軽に味わえる店が増えてきていますが、
錦市場の本来の役割は「京の台所」。
料亭や旅館に食材を提供する卸業の役割を担ってきた歴史があります。
そこでその「よい食材を提供する」という原点に帰って、
京都の食文化をアピールするのが狙いの様です。

来年にオープンするのは「斗米庵」(とべいあん)。
地元にゆかりの深い伊藤若冲の別称にちなんで名付けられたこの場所は、
錦市場にある築100超の京町屋を改装して作られ、
1階では3,000から8,000円ほどの料理が提供される予定です。

またこの場所の目玉として、食文化体験プログラムを提供していきます。
プログラムの参加者は錦市場で自ら食材を仕入れて、
それを斗米庵に持込むとプロの料理人が調理して、
食べる事が出来るのです。
体験プログラムの参加費用は5,000円ほど。
加えて実費で食材費がかかるそうです。

食材の仕入れにはガイドが同行して、京都や錦市場の
歴史も学ぶことが出来る様になります。
身近な食というものを通して、多くの人に京都や
食文化を発信して関心を持ってもらえるといいですね。

投稿者:エイセット

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