17.09.04
教員の長時間労働
カテゴリ:雑記
多くの中学校や高校の先生たちが長い時間労働を強いられています。
昭和41年度の教員の月平均残業時間は約8時間、
それが平成18年度は約42時間、単純に数字を観ると5倍以上に増えています。
恐らく近年はもっと大きな数字になっている様に思います。
先生たちは何故こんなに長い時間働かなければいけないのでしょうか?
授業の準備、学級運営、部活動の指導、会議への出席、
いじめや不登校、保護者への対応・・・、
単に教える事だけではなく様々な仕事に対応しなければならないのが現状です。
友達に高校の英語の教師をしている者がいます。
授業に加えて野球部の部長もしているため、土日の練習や試合などで
ほぼ休みがないそうです。
そんな中、教員の働き方改革を話し合う中央教育審議会は、
タイムカードの導入や、部活に休養日を設けたり、教員以外の
仕事が出来る専門員の増員などの提言をまとめて、国や教育委員会に
働きかけています。
多くの先生から忙しすぎて肝心の授業の準備が出来な、という声が出ているそうです。
丁寧な準備が出来ないと授業の質も落ち、子供たちの学習にも影響が出ます。
子供たちの未来のためにもよい教育が提供できる環境作りについて、
あらためて知恵を出し合い、それらを実行すべきだと思います。
投稿者:エイセット