10.04.26
JR福知山線脱線事故から5年
カテゴリ:雑記
2005年にJR福知山線で起こった列車の脱線事故から
昨日4月25日で丸5年が経ちました。
運転手、乗客を合わせて107名の死者、562名の負傷者を出した大惨事でした。
事故が起こった日の事は覚えています。
テレビに繰り返し事故を起こした車両が映し出されていました。
時間が経つにつれて亡くなった人、負傷をされた人の数が増えていきました。
この大事故はJR西日本が抱える経営姿勢が引き金になったと言われています。
私鉄各社との激しい競争に勝つために、目先の利益やサービスだけを優先し、
安全対策が十分にに取られていなかったと考えられています。
また昨年には、事故当時の鉄道本部長が事故調査委員会の1人の人物に
お土産を持って接待をして、事故調査報告をJRに有利にするように
働きかけた、という事実もあります。
この様にJRの事故に対する事に関しての対応の悪さにも非難が集中しました。
今日の新聞に家族を亡くしたお母さんとその小さい2人の子供さんが
事故現場に設けられた献花台の前で抱き合っている写真が載っていました。
5年経っても、10年経っても悲しみは消えません。
ご遺族の方々は一生この気持ちを背負って生きていかなければいけません。
投稿者:エイセット