10.03.05
地震
カテゴリ:雑記
最近大きな地震が続きますね。
沖縄、チリ、台湾。
沖縄で大規模(震度5以上)地震があったのは約100年ぶりらしいです。
確かに沖縄ではあまり地震が起こっている、というイメージがありません。
地震地域係数という数字があります。
これは地域的に地震が起こる頻度を考慮して決定される設計震度の数字のことです。
日本の耐震規定では地震の比較的少ない地域では、
設計震度を基準震度より多少割り引いてもよいことになっている。
どういう事かと言うと、東京の地震地域係数が1.0に対して沖縄の係数が0.7です。
これは沖縄に建てるビルや住宅は東京に比べて耐震という点で3割引きでいい、という事です。
いくら沖縄が地震が起こる頻度、確率が少ないからと言って、
今回の様に大きな地震が起こる時はどの地域であろうが起こるのですから
建物を建てる時に上記の様な数字が意味を持つのかどうか疑問です。
またチリの地震では日本の太平洋側で津波が観測されたそうです。
遠く離れた南米の国で発生した地震によって起こった津波が
日本まで届くという事自体が驚きです。
1960年のチリ地震では、東北太平洋側の三陸海岸沿岸を中心に
津波が押し寄せなんと140名以上の方が亡くなったそうです。
最大6mもの津波が来たそうです。
日本は防災は様々な経験を経て進んでいる、と言われていますが
実際に災害が起こるとやはい大きな被害が出ます。
まずは1人1人が防災の意識を高めることが、
被害を少しでも抑える手段になるのではないでしょうか。
投稿者:エイセット