09.09.06
岡田ジャパン
カテゴリ:雑記
昨日土曜日の試合、オランダに0-3で負けましたね。
世界の強豪国相手に、勝つとはいかないまでも
もう少し内容的、スコアともに、差がない試合は出来たのかなと思います。
日本は点が取れない、決定力不足だ、という声が以前から聞かれます。
この1つの原因は、個人的に日本人の国民性にあると思います。
例えば、ヨーロッパのトップレベルのリーグで活躍をしている一流のFWの選手。
個人の考えが重んじられる、ヨーロッパや南米で育った彼らには
パスを味方の選手にするよりも、自分でシュートをして、得点を取り
監督、チームに評価をしてもらい、自身のFWとしての地位を固め
自分のため、家族のためにたくさんの給料をもらう事が目標です。
昨日戦ったオランダのあるDFの選手は、試合後のコメントとして
日本の選手はペナルティエリアの近くまでは上手くボールを運んで来たが、
その後の怖さを感じなかった、と話しています。
また育つ環境の差もあると思います。
日本は相対的に物質的にも豊かな国に入ると思います。
南米やアフリカなどの人達は、プロサッカー選手なって成功を収める、
という事に関して、より貪欲だと感じます。
ハングリー精神、強引さというものがFWというポジションには必要で、
そういうものを持っている人がFWには適していると思います。
日本はチームとして組織的に相手と戦う、という事については優れていると思いますが、
いざ、1対1になった時に、自分でシュートコースを作ってシュートを枠にする、
という点では、世界中の国の中で見ると劣っているはずです。
言葉で言うと簡単ですが、それを技術をともない実行するという事は
簡単な事ではありません。
上記のような事だけが必ずしも決定的な理由ではないと思いますが、
個人的には大きな理由の一つだと思っています。
今日は少しサッカーについて書いてみました。
来年のワールドカップまであと9か月あまり。
日本はどのくらいまで世界と戦える様になっているのでしょう。
楽しみです。
投稿者:エイセット