09.08.13
昨日の続き
カテゴリ:雑記
昨日、大雨の影響で洪水の被害が出た兵庫県の佐用町という所の事を書きましたが、
そのニュースの続報です。
この町では洪水による水が引き、復旧作業が始まったそうですが、
ボランティアの人々がたくさん集まって来ている、との事です。
地元の高校の野球部のメンバー18人がボランティアで町を訪れ、
家の中に流れ込んだ泥などをかき出したり、泥水で汚れた重い畳や家具などを
屋外に運んだりして、育った町に恩返しをしています。
また現在でも町全体の半分以上が断水をしているようで、
町にある天然温泉 佐用の湯は大浴場を無料開放して
家でお風呂に入れない人々のために提供をしているそうです。
この温泉施設の支配人の方は、14年前同じ兵庫県で
阪神淡路大震災を経験し、当時お風呂やトイレを探すのに苦労した
経験から、水が使えない人、またボランティア作業をしている人に
疲れ取ってがんばってほしい、との理由から大浴場の無料開放、
というかたちで町を支援しています。
この町の人口の約3割が高齢者だそうです。
お年寄りの人にとってはこの暑い時期に辛い状況になりました。
人が困っている時はお互い様、とよく言います。
近くに困っている人がいると、助けるという行動をするのですが、
今回はテレビや新聞などの報道を聞いて、ボランティアに駆け付けた人もたくさん
いるという事です。
頭ではわかっていても、実際に行動を起こすのは大変で難しい事ですので、
ボランティアをされている方は立派だと思います。
行政の助けや、ボランティアの人たちの協力によって
町の人たちが少しでも早く元の生活に戻れる事を願います。
投稿者:エイセット