ジェネリック医薬品

09.07.29

カテゴリ：雑記

というのを皆さんはご存知でしょうか？
新聞のとある記事でこのジェネリック医薬品の事を読みました。

通常、新薬（先発医薬品）の開発には膨大な費用と時間がかかるため
薬を開発する企業（先発企業）は新薬の中身や、その製造方法などについて
特許を取得します。
そしてその特許は、特許出願日から通常２０年が経つと権利が消滅してしまいます。

その結果他の企業（後発企業）も先発企業が製造をした医薬品とほぼ同じ成分を持つ
ものを製造、販売出来る事になります。
この後発医薬品こそがジェネリック医薬品と呼ばれるものです。

日本では他の先進国に比べてこのジェネリック医薬品の普及が
かなり遅れています。
しかしこの後発医薬品が比較的安く手にはいる事から、医療費を抑えるために
厚生労働省が中心となりジェネリック医薬品の普及を進めているようです。

日本でも有名なインフルエンザに効くとされている「タミフル」は、スイスに本社を置く
ロシュ、という製薬会社が製造、販売特許を持っています。
しかしこの特許も２０１６年で切れるという事です。
その後は、タミフルと似たような成分の後発医薬品がに日本にもやってくるのでしょうか？

この秋、再び新型のインフルエンザが流行るという話しもあります。
もちろん開発、販売をしている製薬会社の思惑もあるとは思いますが、
何よりも我々使うものにとって安心して使う事の出来る医薬品であって欲しいと思います。

製薬会社　：　Pharmaceutical company
特許　：　Patent
特許で守られた新薬　：　Patent-protected new medicine　
特許切れの製品　：　Off-patent product
製品の特許の期限がもうすぐ切れる　：　
Time limit to the patent of the product will be expired (ran out) soon.